パリのギャルソン
ダンサー
妃羽理さん

(2002.7)

★ひばりさんはTV「筋肉番付」のレギュラーとしてお馴染みですが鍛えられたBODYをKEEPする為に、毎日どのようなメニューをこなしているのですか?

『よく聞かれるんですが、いわゆる筋トレは全くやってないです。昔、アクション俳優をしていた時、鍛えた状態が、現在のハードなショーをこなす事で保たれているんだと思います。ブレイクダンスなどの技は練習はします。』

★以前スタントマンをしていたと言う事ですが、エピソードを!

『怪我をして記憶喪失になった事があります。ドラマの撮影中、女優さんの代わりにミニトランポリンで2回宙返りをしてくれと頼まれた時、回り過ぎて2回転半してしまい頭からもろに落ちてしまったんです。気づいたら病院のベットの上で、何時の間にかおっぱいがついていたんです(一同爆笑!)記憶を一瞬なくして、性別まで分からなくなってしまった様です。(笑)』

★いつ頃からムキムキ鍛えだしたのですか?

『14歳頃から腹筋をしたりし出して、17歳位からジムに通い出しました。』

★昔からスポーツは大好きでしたか?

『そういう訳でもないです。ダンス、特にブレイクダンスが好きで、14歳位から踊ってました』

★好きになるのは?

『もちろん、男の人です!』

★好きな異性のタイプは?

『私の体つきを見て、ひるまない人なら誰でもいいです。(笑) 強いて言えば、私よりもガタイが大きい人!何故かって、せっかく女ぶろーと思っているのに、なよなよしている人だと、抱かれているのに、こっちが抱いている気がしてしまうから(笑)。具体的に言うと、昔は「渡辺 謙」さんが好きでした。今は、ある人が好きなんですが、その人がこの記事を見ちゃうと、引いちゃうんで、内緒デス』

★ダンサーになろうと思ったきっかけは?

『仕事としてやるなら、好きな事やりたいと思ったんです。』

★お休みの日は?

『たまにお休みがあると、何をしていいのか分からない状況。寝る事に命を掛けているんで、だらだらと過ごしてしまいますね。』

★ひばりさんは一応(!?)ニューハーフなんですよね?ニューハーフになったきっかけは?

『元々、生まれついてのゲイです。筋肉モリモリのニューハーフで、よく勘違いされるんですが、たまたま仕事でダンスやアクロバットをやっていて、こういう体つきになっただけです。』

★今のショーのポイントは?

『マッスルミュージカル(TV「筋肉番付」から生まれたミュージカル)に出演してみて周りのレベルの高さに圧倒されました。今回、学んだ事をブレイカーとしてショーに生かしているところに注目して欲しいです。禿げるのが嫌で(笑)ヘッドスピンはやらなかったのですが、今ショーの中でも取り入れてます。是非見に来て下さい。』

★趣味は?

『実益と兼ねているのが、やはりダンス。あとは、お菓子作り。ちなみに誰にでもは作りませんよ!特別な(ヒト)用です。』

★どんなダンサーになりたいですか?

『アクロバットをする唯一のニューハーフとして注目されていますが、男女関係なく世界に通用する一流ダンサーを目指したいです。』

★ファンに貰ったプレゼントで一番嬉しかったものは?

『どれも嬉しいですが,敢えて言うならば、ファンクラブの人達がくれた、寄せ書き付きの人形ですね。』

★どんな所にやり甲斐を感じますか?

『今の仕事場「ギャルソンパブ」で、私を知ってくれているファンの方々のみならず、TVを見て「ギャルソンパブ」に見に来てくれた人達が増えてきて、とても嬉しいです。睡眠時間を割いても休みなく、怪我もしたりする中で、体を酷使している状況下で、やはりファンの応援がやり甲斐ですね。』

★ショーの中で一番の見せ所は?お気に入りのシーンは?

『「狐の嫁入り」シーンです。私の役は、座敷わらしの女の子版の役です。役柄としては地味なんですが、感情を表に出せない妖怪の少女の不気味さを醸し出しています。怖いと言われると嬉しいです。
以前、アクロバットをして怪我をして静養していた時、図書館できつね信仰(お稲荷さん)の文書があり、非常に興味を持ったんです。お稲荷さんは、稲を守る神様で、稲って雌しべと雄しべが一体になっているんです。それって、私達と重なる部分があり、これぞ私達がやるべきショーなんだと思いました。非常に思い入れがある内容です。 』

★最後に、読者に一言!

『「ギャルソンパブ」は住友ビル49階に位置しており、美しい夜景と美しいニューハーフが同時に見れる(どっちも夜しか見えない!)のもウリの一つです。特に、「ギャルソンパブ」は、ダンサー各々の個性が群を抜いて強いお店ですので、ニューハーフをただ見たい!と言う方だけでなく、万人に楽しんでいただけるお店です。ぜひ、いらしてください!』